SOLARIS

SOLARIS(ソラリス)は、関西大学の社会的信頼研究を社会実践します。

関西大学では、文部科学省・私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の助成を受けて、2010年~2015年に「社会的信頼システム創生センター:STEP」を運営してきました。センターでは、最先端の信頼研究を展開し、各種の問題を解決してきました。SOLARIS(ソラリス)はさらにOne STEP前進し、企業や自治体の問題解決ツールの提供、地域資源を生かした独自商品の開発を行っています。

企業概要

合同会社 SOLARIS(ソラリス)

代表 林 直保子

所在地  

大阪府吹田市千里山東3丁目10番1号

関西大学イノベーション創生センター203号室

企業沿革

 2010年5月 関西大学・社会的信頼システム創生センター(Center for Social Trust and Empowerment Process : STEP)が、文部科学省「私立大学戦略的研究拠点形成支援事業」の助成を受けて設立される。本企業代表(林直保子)は副センター長として、信頼の研究を推進。

2010年7月 STEPの地域連携拠点として、天神橋筋3丁目商店街に「関西大学・リサーチアトリエ」設置。

2012年8月 岩手県上閉伊郡大槌町に、被災地支援拠点「KU-SHIP(Kansai University, Sledge Hammer Inspiration Project)」を設置。

2013年6月 奈良県葛城市に、こども若者育成支援拠点「KU-RENKA(Kansai University,  Resilience Network Center in Katsuragi Area)」を設置。

2015年4月 STEPの文部科学省からの助成期間の満了に伴い、関西大学プロジェクトユニットとして、STEPプロジェクトを設置。

2016年9月 関西大学イノベーション創生センター内に、STEPプロジェクトの活動拠点を設置。

2018年7月 STEPプロジェクトの研究成果を実装する企業として、SOLARISを起業。SOLARISは、“SOLidarity Action Research”, “Informatics”, and ”Social science”の意味であり、社会科学、人文学、情報科学を連接する学術研究成果を実践するものとして命名。

企業理念

SOLARISは、社会科学における信頼の研究成果をもとに設立されています。その目標は、地域や組織などの中の社会的信頼を育成し、かつ、社会的信頼がもつ機能をできる限り生かすことで、経済資源、人的資源などの新規での投入をできる限り少なくしながら、社会問題の軽減と社会効率の上昇をもたらすことです。

 社会学や社会心理学の学問研究が、実践的に機能することは限られていますが、SOLARISは、関西大学の創生と発展の理念である「正義を守る」、「学の実化」の両者を実現するために設立されました。学問の誠実を基礎にして、社会に流されずに真の社会的弱者に寄り添い、同時に、研究で得られた知識を人々の厚生を高めていくために利用し、事業を展開することを目指しています。合同会社として設立したのは、学問研究の補助金では、実践的な社会問題の解決を継続的に行っていくことができないというアカデミズムの弱点を克服し、同時に、学問的流行に左右されることのないようにしたいという願いからです。

 SOLARISには、さまざまな意味が込められていますが、その中のsolarは英語で「日差しの」という意味をもっています。本企業が、社会的信頼という温かい日差しを、様々な場所に満たしていけるように努力していきます。